コスモス動物病院のスタッフブログ

2016年8月30日 火曜日

ヒョウモントカゲモドキの脱走

こんにちは!獣医師の遠藤です。

 

今日は、爬虫類飼育の入門種とも言われるヒョウモントカゲモドキのお話です。

「レオパ」「ヒョウモン」と呼ばれ親しまれています。

 

 

下部の画像は、我が家のレオパです。

数年前に静岡のイベントでお迎えしたマックスノーの男の子です。

今年は彼のお嫁さんをお迎えするべくモルフ遺伝の勉強中です。

 

 

 ヒョウモントカゲモドキは英名「Reopard gecko」の通り、ヤモリの仲間です。

他のヤモリと違って眼瞼があり、また、指先に趾下薄板(しかはくばん)という微細な毛の集合からなる構造を持ちません。分類学上、ヤモリ科の中でも、ヤモリ亜科ではなくトカゲモドキ亜科を形成しています。

 

 

家の外壁でよく見かけるやもりたちは、趾下薄板を使って、最小限の力で壁面にへばりついています。

一方、趾下薄板をもたないトカゲモドキは、つるつるした壁面を登ることができません。

 

 

壁を登ることができないので、爬虫類の中では比較的脱走のトラブルが少ない種です。

とはいえ、ケージの閉め忘れ等で脱走してしまう事はあるものです。

 

もしも小さくて鳴かないレオパがお部屋の中で脱走してしまったら。

鳴き声も物音も立てない彼らぱっと見つけるのは至難の業です。

 

 

(私もケージの蓋が緩んでいたのに気付かず、2回脱走された経験があります・・・)

 

 

 

ヒョウモントカゲモドキを始め、尻尾に脂肪を蓄える種のトカゲさんたちは、しっかり尻尾がプリッとしていれば、1ヵ月程度は食べなくても持ちこたえてくれます。また、多くのレオパは明るいところよりも薄暗い場所を好む傾向にあります。

 

慌てずに、家具、布団、カーペットの隙間などをそーっと探してみてください。つるつるした壁は登れなくても、凹凸のある壁紙なら登ることができる場合もあります。

 

おびき寄せるのは難しいかもしれませんが、レオパは視覚に頼って獲物を捕まえるので、ペットボトルなど中身の見える容器に生きたコオロギを入れておき、部屋を薄暗くしておくと寄ってくるかもしれません。

 

ちなみに、2度の脱走に成功した我が家のレオパは、1回目は壁にかけたライダースジャケットの内側に、2回目はカーテンの隅にへばりついていました。いずれも脱走に気づいてから数時間で発見できました。

 

 

急がず焦らず、数日かけて探すくらいの余裕をもって、部屋の中を気長に探してくださいね。



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